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五井野正博士の世界

五井野博士に独占インタビュー

Q>
 小学4年生の北極星が動くという話は大変に面白い話でした。
 その後の話も聞きたいですね。小学校5年、6年はどうでしたか。

A>
 小学校5年と6年とも、美人で気の強い独身の女性教師が担任でしたが、授業中にいつもの様に私が好きな本を読んでいた。テストは理科や算数はいつも満点だったから勉強については何も言わなかったと思う。でも忘れましたが何かの件で私に怒ったことがあったと思います。

質問攻めで教師が泣く

Q>
 授業中に教科書を読みなさいとでも言ったのですか?

A>
 そう。今の時代なら、また違ったんでしょうけれど、当時は教師の言うことは絶対の時代でしたからね。たぶん私は“教科書は読まなくても勉強できます。自分の本を読んでいても先生の話もちゃんと聞いています”とか何とか言ったと思う。
 中学の時も高校の時も、いつもそんなことを言ってたと思いますね。
 すると担任の独身教師は、勉強できない子はいつもひっぱたいて廊下に立たせていたぐらいだから、でも私には成績の面では言えないので、見せしめに、多分その時は冬だと思うが、私の手が赤切れになって汚なかったんですね。 私の手を教室の端から端まで皆に見せろと言われて歩かされた。
 その時好きな女の子がいたので、その時だけは恥ずかしかった。
 そこで、私もついに怒って、ある時教師が炭酸ガスは空気よりも重いと言ったので、私はすかさず“先生、煙の成分は二酸化炭素と水蒸気なのですが、空気より重たいのに何故上に上がるのですか”と質問した。もちろん、自分はちゃんと理由を知っていた。
 しかし教師には無理だろうと思って、答えられない質問をした。
 もちろん教師は色々反論したけれども、私の方がはるかに知っていたから、その内に教師は遂に泣いてしまって教室の外に出てしまった。
 そして、隣の教師を連れてきて、その先生が僕に一生懸命説明をする訳です。そこで、私はその教師の言う説明をさらに上をいく説明をして、結局授業は終わったと思う。
 それから担任の教師は、私が授業中に何をしても文句を言わなかった様な気がする。それで楽しかったのは、いつも難しい問題を生徒に出して、答えを出した人だけは外で遊んで良いというテストをしたので、私はいつも一番に答えを出して、しばらくは一人でグラウンドで考え事をしたりして、ほとんど授業を受けたことがない。今考えると、授業に自信がなくなったのかな。

Q>
 じゃあ、先生は学校で勉強するよりは一人で考えている事の方が多かったんですね。


A>
 そう。そういう点で担任の女性教師は僕にとって良かった教師です。 特に6年生の後半はほとんどグラウンドや学校の屋上にいたんじゃないかな。
 だから、おかげで考える時間がたくさんあって、自問自答してましたね。
 わからないことがあると本を読んだり、色々考えたりしてわからない事は1つもなかったですね。そこで、友達に何か私にわからないことや難しいことを質問してみろと言って、何でも考えていた。

Q>
 友達はいましたか?


A>
 友達はいましたが、1人屁理屈やの友達がいました。
 ある時、友達は本を読んで偉そうに“光は波だ”と言ってきた事がある。
 友達は教科書しか知らないから、“じゃあ宇宙は真空なのに、光が波だったら真空中の宇宙でどうして太陽から地球に光が届くのか。真空中で波がどうして伝わるのか”と言って、私はガモフ全集を読んでアインシュタインの相対性理論を知っていたから、“光は質量がゼロの物質だ”と言ってやった。
 友達はなんて言ったか忘れましたが、ともかく屁理屈ばかり言う人間なので論争にもならない。
 でも高校になると相対性理論に矛盾を感じて、宇宙は真空ではなくエーテルに満たされると考え、光は物性波動であると考え方が変わったけどね。

Q>
 高校に行かないで、山の中に住むという話がありましたね。どうなったんですか。


A>
 奥多摩の山の頂上だったら一坪50円くらいで土地が買えると思って、奥多摩湖に何回か行きました。そしたら先輩から、たっちゃん(五井野博士)は頭がいいから絶対に東大に行け、それには高校に行かなければだめだと言われた。
 親からも高校に行かないのは馬鹿だと反対を受けて、それで多摩川の上流の河原や梨畑がある所に建てられた(神奈川県立)多摩高にしかたなく行ったのです。
 自然が好きでしたからね。中学校の時は、時々土曜や日曜日になると愛犬を連れて5〜6km位かな、その位離れた場所にある山に歩いて行ったり、電車で三浦半島や奥多摩や相模湖などにもよく行きましたね。
 夏になると信州や田舎の上越市、当時は高田市と言ってたんですが、そこに行って、更に妙高山とか糸魚川とかあちこちに旅行して田舎の人に心配させたりしました。
 特に中学1年の時は地質学クラブだったので、旅行がてら岩石鉱石の標本を集めたりして、その内本格的になって川崎市の賞をもらったほどです。卒業の時、学校側が貴重な資料だというので学校に寄付しちゃいました。多分、500点位あったと思います。福島県から岐阜県までほとんどの県を旅行して採集したからね。

Q>
 光の論争をしていた友達とは、どうなりましたか。

A>
 彼とは中学、高校も同じ学校で、彼も私と同じで負けず嫌いだから、私に勝ちたい為に猛烈なガリ勉になった。ところが私は授業中も勉強をしないので教科書の丸暗記は全くだめ。
 特に英語の単語がだめで、だからか彼は私に優越感を感じたいのか、高校に行くときの電車の中でも英語の辞書をいつも読んでいて、テストの成績も学校で上位の方にいたと思う。
 私は高校では理数関係は全く家でも授業中でも教科書がないから勉強をしなかった。それでもテストの成績は良かったので、結局高校時代は全く勉強しなかった。だから文化系のクラスを選んでおけば良かったと今でもつくづく後悔している。

Q>
 どうしてですか。


A>
 文化系は男女クラスだったので、マドンナがたくさんいて、クラス会も楽しい。理数系は男子クラスなので、卒業の時1回だけクラス会をしただけで、もう何十年もクラス会はない。
 だから、どうせ勉強しなかったのだから、文科系に行けば良かったと悔やみっぱなし。
 それで高校卒業後の話ですが、私と小学生の時から張り合った彼が、外人と会って英語を話したら全く通じなくてショックを受けたと言うので、笑ってしまい、よしそれならと思って私も大阪万博に行って外人に話しかけた。多分アメリカ人だったと思うけど、小豆島まで案内してあげた。
 そして夜、私は浜辺で宇宙や哲学の話を身振り手振りで2時間くらい話をしたりした。 彼は途中で眠たくなったと言って寝てしまったが、私はヤッタ!という満足感がありましたね。
 一番不得意な英語で友達よりも勝ったという勝利感が何ともいえなかった。

大学は東大を目指していたが、東大紛争、安田講堂事件が起き入試が中止になる。


Q>
大学はどこに行ったんですか。


A>
彼と私は中学の時から東大を目指していたのですが、丁度私が高校3年の時、東大紛争が起き、東大入試の時は安田講堂事件が起きて入試が中止になってしまったんです。
 そこで、私は大学受験をあきらめ、彼は安全弁で都立大学に行ったのです。
 そして私はすぐにヨーロッパに行ったので、道は変わってしまった。
 私が銀座で絵の展覧会を開いたときに、20年ぶりに電話がかかってきた。
 その時に“たっちゃんよ、都立大のこの俺が○○屋の牛丼屋の店員だぜ、電話代を払えないので金を貸してくれよな”というセリフだったから、あまりにも予想以上にひどい人生だったんでビックリしました。
 昔から金を貸すときはあげるつもりで貸していましたから、結局何回も彼に金をあげましたよ。だけど彼は競馬で金を使ってしまう。しかも裁判をやって破産人になっていたようだから、もう、きりがないとつきあわないことにした。まあ、なんという人生だと思いましたね。


               
五井野 正 (ごいの ただし) 科学者・芸術家
ウィッピー総合研究所 所長 / ロシア国立芸術アカデミー名誉正会員
スペイン王立薬学アカデミー会員 / アルメニア国立科学アカデミー会員
フランス芸術文化勲章受章
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