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五井野正博士の世界

原発による環境及び人的影響21

放射性物質の除去や防護の製品開発

資料整理の繰り返しは一人でも原子力事故による放射能の災害から助けたい想いから

 相手の顔が見えない状況で真実を伝えるのは大変な作業である。それゆえ講演会で、となる。
 このことを例えて言うならば、まず様々な才能を持った役者がいるとしよう。彼が舞台に出る前に世間受けする台本作りの仕事ばかりをこなしているとしよう。すると、才能があるがゆえに必然的に、まじめな台本作りで歴史的資料や隠された歴史の真実の情報集めと整理に毎日が費やされる事になるだろう。しかも、今までと違った事実のドラマとなればその裏付けとなる事実証明をするためにさらなる資料集めの作業の毎日を過ごすことになるかも知れない。
 しかも、やっと何とか作り上げた驚きとも言うべき内容の台本を今度は客受けするアイデアを取り入れてその度に面白く楽しんでもらえるよう、台本を書き直していく作業をさらに続けて行くとしたら、いつの間にか舞台を忘れ役者稼業から小銭を稼ぐ台本作りの脚本家になって舞台の主役から外れてしまうに違いない。
 もっとも私の場合、この例えにはピタリと当てはまらないが、一部分でも私の気持ちを理解するのには役に立つ例えだと思う。と言っても、こう述べながらいかんにせん、じっと我慢して今日もまた資料の整理の積み木作業を繰り返しているのである。
 単純な気持ちとはいえ、これもあれも、一人でも原子力事故による放射能の災害から助けたいという想いからであるが、幸い最近になって週刊誌などでかなり放射能汚染の実態が明らかになってきたことについては大変にうれしく思っている。
 人々が、放射能に対する認識がどんどん広まってゆけば、それに対する知識と智恵が人々の中にどんどん芽生えてくるからその上の視点に立って私がさらに対処方法を示せる時こそ執筆者としての本来の喜びだと思う。
 そこで、舞台の主役が脚本ばかり書いて肝心の舞台を忘れないように私がこの福島原発事故に関してどのような役割が出来るかと言えば、福島原発の事故処理と解体、高濃度放射性物質の再利用と保管などの放射能問題を根本解決し、さらに原子力に変わる新エネルギーの開発、放射能による健康被害を受けた患者達に画期的な治療薬の提供、放射能汚染された国土の改善と新未来世界への移行など数多くある。
 つまり、私の役割はちょっとユーモア的に表現すれば七色仮面(またまた古い話になったが)のように、
「解けない謎をサラリと解いてこの世にあだなす者達を電田心でやっつける、東電も一緒にやっつけろ
 七つの顔と才能を持った人の顔は誰でしょう?!」
(本歌・とけない謎をさらりとといて この世に仇なす者達を でんでんどろりこやっけろ でんでんどろりこやっけろ ななつの顔のおじさんの 本当の顔はどれでしょう)
と歌われた舞台の本当の主役なのである。それには私の書く台本でしか不可能でしょう。


今回の事故はこれから本当に来る大災難の予行演習だと昨年すでに警告していた

 と言うより、35年前の1976年に発刊した自著『七次元よりの使者』の第二巻の第二部”富士は燃ゆ“の第六章”夢の夢“で今日の原発事故を語っているので、日本はこの台本通りで来てしまったと言える。その部分は『ザ・フナイ』2010年12月号の「科学から芸術へ〈9〉」の46ページ目に記述してあるのでその記述を再一度再現してみる。
「地震の事ですか?」
「そうだ。今、一度大きな地震が来たら全ての人達が滅びる場所がある。原子核貯蔵庫だ。さらに磁気発生が起きるとコンピューター室が狂いミサイルが発射されるぞ。」
「地震や何かの事故を考えて安全設計されています。だからその様な事は心配ないと思います。」
「残念だが君達が勝手に安全だと思っているんだ。君達の誤りの理論は逆にこの時に異常がさらに異常の操作をして取り返しのつかない事態を引き起こすんだ。それでもなお意地を張るならば私は敢えて忠告はしない。」
「では善人がこの地を去らず悪の心を持った人を救えば。」
「偽善を為す者は善人ではない。善の行為は悪の世界では理解されないのだ。しかも、善人がどんどん少なくなっているからこの事態が起きているのだ。賢き者よ。君の仮定はあり得ない。しかも、君達が滅びる時はもうすぐ近くに来ているのだ。それともみんな一緒に滅びるか。」
とある。そして、同フナイ48ページ目の最後に「と、物語は続くが、35年以上たってこの話が小説という世界から飛び出して現実の世界に移っていた事に、改めて感慨深い思いに浸るのである」
と、記述を終えているのである。
 つまり、この原稿は昨年の11月に本誌『ザ・フナイ』のために書いたものであり、まだ大地震や原発事故が起きる前なのだ。フナイ11月号のこの部分が話題になり、このような事が本当に起きるのか!?起きるとしたらいつなのかと心配してくるので、会員や知人の副大臣にはこのままでは来年(今年2011年)3月中にフナイで予告したように大地震が起きて原子核貯蔵庫(使用済み核燃料棒貯蔵庫)が爆発し、日本経済はチェルノブイリ原発事故の後のソ連のように終わりに向かっていくけれど、それでもこれから本当に来る本番の大災難ではなく、まだ予行演習だと警告していたのである。
 そこで、現実的に大地震が起きて、福島第一原発3号機の建屋内にあった未使用と使用済みの核燃料貯蔵プールが大爆発してしまった事を考えるとこれからの事を今度はユーモアでも物語でもなく具体的に説明しなければならないだろう。


事故処理は最善の状況で数十年、またはそれ以上の年月と膨大な処理費用がかかる

 まず今の段階での現実的な問題として、福島原発の事故処理(現状はメルトスルーを超えてメルトアウトしているために事故対応と言った方が正しいが)はこれから何年か先まで大きな地震も津波も台風も再臨界爆発も、地下での水蒸気爆発も何も無い最善な状況で事が進んだとしても全ての処理に十数年、下手をすると数十年以上の年月と何兆円から何十兆円という膨大な処理費用がかかるために、戦下の様に日本経済は衰退し、疲労していくことになる。
 しかも、問題はそれだけでない。これからも数多くの作業員が被爆して健康を害する、悪く言えば死亡する事だろう。ガン死するのは最後のステージであって、それ以前に脳梗塞や心筋梗塞で多くの人が死亡することだろう。また、そこまでいかない人でもほとんどの人の身体は放射線によって老化され様々な成人病(生活習慣病)や免疫低下による病気などにかかることは分かりきっているのだ。
 それらを証明するためのデータなどは後に述べることとする。ここでは原発処理に働く作業員に対し、論より証拠的な現実的対応として放射能からの危険性を和らげる発明をまず説明しよう。それは前述したように放射性物質の除去や防護の製品開発についてである。
 これは、ナノテク技術を生かした製品で世界各国が二十一世紀の産業としてナノテク技術の開発を国家政策として進めているのを皆さん方はご存知だと思うが、その中でもナノグラフィン、ナノフラーレンという形状のナノカーボン(炭素)の研究が最先端のナノ物質として製造や応用研究が進められて今、ここにきて実用化に第一歩近づいたとしてノーベル賞が次々とその研究、開発者に贈られてきたのである。
 日本では1993年にNECの飯島澄男研究員がナノチューブ、ナノホーンという形状のナノカーボンを発見し、日本も含めて世界中がその物質の合成開発を進めたが、今日に至ってどこの大学も研究所も企業も、大量生産、高純度、拡散分離という3つのハードルが越えられず、世界が諦めかけているところに、ついに我が研究所がそれならばということで、たちまちのうちにその3つの条件をクリアし、一昨年(2009年)私の名前でその装置と原理の特許を出願し、さらに応用開発を進めて、私がオーナーである会社で次々と装置特許を出願したのである。

(次号へ続く)

              
五井野 正 (ごいの ただし) 科学者・芸術家
ウィッピー総合研究所 所長 / ロシア国立芸術アカデミー名誉正会員
スペイン王立薬学アカデミー会員 / アルメニア国立科学アカデミー会員
フランス芸術文化勲章受章
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