ちょっとしたブレイクタイムB
二酸化炭素が原因する地球温暖化の真相(2)
いやー前回のブレイク・タイムの話は相当ブレイクしたんだどな。ふだんおとなしい秋田市民から何件も、グリーンランドの氷山は昨年から溶けているという電話が来たんだど。その通りだべ。昨年どころか、だいぶ前からグリーンランドの氷山は溶けているとおれも聞いているぞ。だからと言って地球が温暖化しているという考え方は早計すぎるんでねえべか。
んだども、この件だば“何でも博士”が前から次のように聞いていたんだ。
「グリーンランドの氷床が年々に溶けているというのは事実です。しかし、それは夏場だけの話です。
つまり、図1を見てください。この図1は今年(2012年)8月8日時点の北極海の海氷面積の大きさをグラフにしたものです。1980年代から夏場において10年単位で海氷面積の大きさを見ると、どんどん小さくなっていることがわかりますね。
ところが、冬場を見てください。1980年代から北極海の海氷面積は少しも変わりません。地球温暖化が進んでいるならば、冬場の海氷面積も夏場と同じようにどんどん小さくなっていくはずです。
ですから、夏場のグリーンランドの氷床や北極海の海氷がどんどん溶けているからと言ってそれで地球が温暖化していると考えるのはまだ早い結論です。
そこで、まず5億4000万年前から今日までの気候の変化を100万年単位にしたグラフ図2を見てみましょう。 この図2からわかるように、多くの科学者は、今は氷河期の寒い時期「氷期」が終わって、氷期と氷期の間の「間氷期」つまり、ほんのささやかな温かい気候の時代と考えています。
そこで、今度は5億年ではなく、もっと近い30万年前から現在までの気温温度の変化を図3で見てみましょう。
なるほど、地球は暖かくなったり、寒くなったりするけど、長い時間で見ると地球は寒冷化しているという訳ですね。でも、ここ最近日本の夏が暑い気がするが、地球温暖化と関係していないのでしょうか?
地球が温暖化しているというより、図1でもわかる通り、北極海の夏が温暖化しているのです。特に今年の夏は異常です。写真1は今年の7月8日(左)のグリーンランドの氷床を写したNASAの衛星写真ですが、4日後の7月12日の写真(右)ではほとんど消えてしまったというマジック現象が起きました。 つまり、氷床が溶けた面積がたった4日間で全体の40%から97%になってしまったということです。この現象は炭酸ガスによる地球温暖化説では説明できません。NASAはグリーンランド上空の高気圧のせいにしています。というのも次号で説明しますが、北極圏上空にある熱圏の崩壊が原因なのです。
せば、ゴア前副大統領がグリーンランドの氷が全て溶けてしまえば世界の海面は6mも上昇するという炭酸ガスによる地球温暖化説を唱えているども、グリーンランドの氷が97%も溶けているというのに世界の海面が6mも上昇したんだべか?
そしたら、東京の下町一帯が沈むけど、そんなこと聞いたことねえな・・・アハハハ。