ちょっとしたブレイクタイムN
複合生命体の太陽系惑星C
・前回の火星の話に驚いたという反響が多く寄せられました。火星には植物や生物、火星人もいるんじゃないか、もしその火星人たちが地球よりも優れた科学を持っていたら、火星から飛来してくることもあり得るのではないか?
それと同時に戦後UFOと呼ばれた飛行物体を目撃したという情報が世界中で多くなったように思いますが、戦後の地球と何か関係するのでしょうか?
「日本の広島と長崎に原爆が落とされて、ドイツから始まった第二次世界大戦も日本の全面降伏によって終わりを告げましたが、戦後は米ソの原水爆実験によって幕が開けたことは皆さん体験上からもよく知っていますよね。(ハイ)
しかし、原水爆実験とは言え多量の放射能を出します。これは、生物に危険だけでなく、大気圏にも大きな影響を与えます。」
・大気圏というと、どんな影響でしょうか?
「あおぽの読者ならもうご存知だと思いますが、地球温暖化の話で述べたように、地球の電離層に大きな影響を与えます。」
・ああ、思い出しました。電離層の崩壊ですね。
「そうです、それによって紫外線や放射線などが地球上に降り注いで皮膚がんや老化現象など様々な病気や精神異常を引き起こします。でも、それだけではないですよ。電離層の上の磁気圏にも大きな影響を与えます。と言うのも、放射線は磁気と反発しますので、磁気の流れが乱れてしまうからです。この話もあおぽの対談で前に話しましたね。(ハイ)
実は、その話の続きにはもっと重要な話が隠されているのです。つまり、磁気圏というのは大気圏の上の宇宙圏に入りますが、ここに原水爆実験による放射性物質が流れていくと、磁気力を使った乗り物や他の惑星に大きな影響を与えてしまうのです。」
・と言うと、火星や金星にも影響を与えるということですか?(そうです)
もしかして磁気力を使った乗り物というのはUFOのことですか?
「そうです。UFOというのはアメリカ国防省が名づけたもので、Unidentified Flying Object<未確認飛行物体>と言う言葉の略語です。でも実際には未確認と言いながら軍はちゃんと確認している訳ですから(笑)
軍はそれを“未国籍の飛行物体”と呼んで、さらにその意味は“地球外飛行物体”という意味になっている訳です。つまり、アメリカ軍の分析能力からして、国籍が分からない飛行物体は無いと言えるし、ニュートンの重力理論から外れている飛行物体は地球の乗り物ではないからです。」
・と言うと、反重力で動くとか、突然にレーダーから消えるとか、一体どういう飛行物体を意味するのでしょうか?
「UFOについては皆さんも実際に見たり、話を聞いたりして、その現象はよく知っていると思います。つまり、突然に現れたり、ジェット機よりもはるかに速く飛んだり、それも音も立てずに、しかもジェット雲を作らないで飛ぶ物体を見たら、皆さんはそれをUFOと呼びますよね。(ハイ)
実にその位、一般人はUFOについて現代科学では説明できないような飛行をするものという認識を持っているんですね。つまり、現代科学の基になっているのはニュートン力学です。ところが、UFOというのはそのような飛び方をしないから、今の今の科学者や教科書しか勉強していない学者や学生はUFOというのをニュートンの重力理論では説明できないので否定したがる訳です。もちろん、NASAも表向きは否定します。
しかし、まともな人なら、UFOの存在をいきなり否定しないで多数の人たちの目撃情報を科学的に分析して事実であると認めた場合、ニュートンの重力理論は合っているが、きっと反重力が何かで飛んでいるのではないかという理解をすると思います。
最近では2009年1月のオバマ大統領の就任式に超高速で飛行するUFOの映像がCNNのテレビニュースで流れて話題になったり、昨年の福島原発事故の時に多数のUFOが上空に飛んでいたという情報や映像、また今年の7月27日にロンドンで開かれたオリンピックの開会式にUFOが出現したことなどは世界中の人々が見ていた程の大事件でした。」
・それは知ってます。日本テレビでもオリンピックの生中継をしていた時にUFOがテレビに映っていたというのが話題になりましたよね。それは飛行船ではなくUFOなんですか?
「実はその問題に白黒つける前に、UFOに関してはイギリス国防省がUFOに関係する秘密文書を既に公開していたのですね。それは1994年から2000年までの6年間にUFO目撃者の証言が6000ページに渡って記録されているというもので、中にはチャーチル元首相も目撃していたことが記載されているのです。
しかも、元イギリス国防省のUFO調査プロジェクトの責任者が2011年6月に、かつてUFOの目撃情報や目撃者をイギリス政府が"UFO狂"とか"UFO監視人"と言った言葉で、嘲笑ってきたことを謝罪しているのです。
その理由として、UFOを軍の飛行機が追撃しても逃げられてしまう事実。つまり、UFOによってイギリス軍が制空権を失っているということをどうしても政府は認められないというのが大きな原因だと述べているのです。」
・へぇ、じゃあUFO問題は国防問題と繋がる訳だ。だから政府としては国民にこの事実を隠しておきたい訳だ。
「その通りです。しかも彼はイギリスのMSNニュースのインタビューでUFOは存在するが、イギリス政府も今ではUFOに対抗する無人戦闘機を開発していると述べ、各国が協力すれば異性人からの攻撃に対処できると述べているんですね。もちろん彼は長年のUFO問題を担当していた経験から宇宙には膨大な数の文明があると答えているのです。
そこで、まずUFO問題を考える時、あおぽ第840号で述べたように、戦後(1945年)から2年経った1947年にアメリカのニューメキシコ州南西部で起きたロズウェルの空飛ぶ円盤墜落事件が世界的に最も有名で衝撃的な事件だったことを思い出して欲しいですね。(写真1)
そこでと言うか、問題となったロズウェル事件を再一度詳しくあおぽの読者に説明しましょう。1947年の7月1日にアメリカはニューメキシコ州の軍のレーダーに地球上の物とは思えない程の速いスピードで飛ぶ飛行物体が映ったことから事件が始まります。
その事件は、軍の上部に報告され、それから政府の中枢にまでこの問題が広がっていくんです。そして、2日後の7月3日になると、首都であるワシントンから軍の専門家たちがやってきて調査を開始します。
次の日の4日の夜になると、その物体はレーダースクリーンから消えてしまったのです。もっとも、後になって墜落したことがわかったのですか、UFOというのはレーダーに突然映ったり、消えたりするから、その時はいつものパターンという判断でそれで追跡は終わったのでしょうね。
ところが、ニューメキシコ州中部のコロナという地名の上空で空飛ぶ円盤が爆発し、粉々になって、その下のフォスター牧場の周囲、サッカーボール場よりもっと広い場所に残骸を散乱させていたのです。」
・へェー。今の人々には円盤の墜落事故が本当にあったことはなかなか信じられないでしょうね。でも、その粉々になった残骸というものは一体どんなものだったのですか?
「それは、周囲の人々が現場にやってきて一部の破片を持ち去っていきましたが、その人たちの証言によると、その破片はタバコのパッケージの銀紙に似ているがどんなにクシャクシャに変形させても"しわ"の跡も残さないで元に戻ったということが『ロズウェルにUFOが墜落した』(ドナルド・シュミット・トマス・キャリー著 並木伸一郎訳 Gakken発行)(写真2)と言う本に記述されているので興味ある人は是非とも読んでください。」
・はいわかりました。是非とも読んでみます。でもここで、もう少しその物質のことを教えてください。クチャクシャになっても戻ってしまうと言うのは、それは金属なのですか?
「そうです。それは金属と言えるような物質です。しかも、切り離しても液状化してターミネーターの映画のように元に戻るという不思議な物質です。今日の形状合金以上の物質と判断されますが、この円盤の科学力の研究からアメリカは超軍事大国になっていく原因となったと言えるでしょう。」
・なんか映画みたいな話ですね。
「そうではなく、この事実があって映画になったのです。アメリカは“映画芸術科学アカデミー”というのがあります。皆さんもアカデミー賞という言葉はよく聞いていると思います。実はこのアカデミーの賞になる訳です。つまり、スウェーデン王立アカデミーのノーベル賞の映画部門とも言えるでしょう。
しかも、アカデミーですから権威がある賞になります。だから映画は米国文化として、メディアとして国防省も協力しますし、警察や州や市も協力するのです。日本の“映画は娯楽”という考え方で作られた民間会社制作の映画とは全く違うのです。アメリカでは映画は娯楽ではなく、メディアとして受け止められているし、それゆえテレビよりも強力な力で米国政府の意図が反映されることもあります。」
(つづく)