ちょっとしたブレイクタイム40
異常気象と人口削減D
・さて、今回は前回の話に出た赤道環電流の話をしてもらうことになっていますが、簡単に言うと、どういうことでしょう。
「赤道上空の磁気圏の中を地球の周囲を廻る形で電気が流れているということです。」
・へえ、地球の上に電気が流れているんですか?ビックリしますね。どうしてそんな事が起きるのですか?
「最近の地球物理科学ですから知らない人が多いと思います。優しく説明しますと、前に地球には磁場があって太陽から来る放射線の太陽風(プラズマ)を防いでいる(図1)ということをお話したと思います。(ハイ)
そこで、地球は生物のために、ほんの少し太陽からのプラズマを取り入れて地上に熱と光をもたらしてくれています。
その過程で赤道上空の磁気圏にもプラズマが移動してきますが、プラズマはプラスイオンを持った物質やマイナスイオンを持った物質によって出来ていますので、そのプラスイオンの物質は地球の西向きに赤道を廻り、マイナスイオンの物質は東向きに廻ります。それによって、東から西に電流が流れます。これを赤道環電流と言います。」
・そうなんですか。地球の周りを電気が流れているんだ。
「そうです。ですから赤道の周辺は電気熱で温められていると言ってもおかしくは無いと思います。」
・私たちの教科書ではまだ習っていないことですね。と言うことは、これからも、教科書にまだ掲載されていないような最新の地球物理学や真実の情報があおぽの読者にいち早く知らせてくれるのですから楽しみですね。
そんなあおぽに今までも他の市民は毎回毎回うらやましがっています。しかも、いつの間にかあおぽの読者はレベルが高くなっていると思います。
「確かにあおぽの読者はレベルが高いですね。ですからマスコミや政府の嘘を見破ることが出来ると思います。
そこでまず、地球温暖化について最初に知って欲しいことはCO2(炭酸ガス)による地球温暖化の危機は無いことです。むしろ逆に地球は寒冷化しているというのがまともな学者の意見で、だから逆にCO2を減らすことは逆効果で作物にとってもマイナスで食料が減少することになります。」
・そうなんですね。植物には光とCO2と水が必要だということを小学校の勉強でも習ったことなのに何故、政府はCO2を減らそうと考えるのでしょう。CO2が減ったら作物が取れなくなるじゃないですか。
世界には今だに食料が足らない国があるのにこれ以上CO2を減らしてどうするのでしょう。東大という頭の良い学者たちも何故、こんな簡単なことがわからないのでしょうか?
「その通りだと言いたいのですが、実はCO2を削減する計画の裏には原発推進の他に人口削減の計画も隠されていると言ったら理解できるでしょうか。」
・え、やっぱりネットで騒がれていることは本当なのですか!その理由ならばCO2を減らしていくことによって食料が減少して、自然に人口削減になりますよね。そういう事をマスコミが何故、国民に知らせないのでしょう。
しかも、日本の頭脳である東大が何故、この事に気が付かないのでしょうか。この問題に触れないで東大の研究所が逆にCO2による温暖化の問題の方を発表すればすぐにマスコミが喜んで批判もせずに新聞に書くのも問題です!!
「まあ、そんなに力まなくても。東大と言っても文科省の教育課の下にいるような人たちですから、政府や官僚には逆らえないし、政府の方針に従わなければ研究費用ももらえない立場に置かれていますから、問題は政府・官僚にあると思いますね。」
・でも、教えられたことを80点くらい覚える人達でしょう。だから教わっていない新しい説には否定したり、拒否する人たちですよね。それでは何かマニュアルに無いことが起きたら、まるで何も出来ない不完全なロボットではないですか!
「確かにそうとも言えると思います。福島原発事故の時のように事故は絶対に起きないと言い続けてきた人達ですから、事故が起きた時は想定外の津波のせいにしましたね。だから、事故の対処もまったく出来ていない。
急いでマニュアルを作らなければ何も出来ない人達ばかりだから、事故処理も何も進まないで世界中から笑われてしまう訳です。しかも、もう想定外の津波は起きないだろうということで、原発を再稼働しましたね。教訓を何も学んでいないのには本当に困りますね。」
・そうです。もう事故は終わったと思っているのでしょうね。だから何事も起きていなかったように原子力を再稼働しています。何もなかったのではなく、政府のウソだけが何も無かったように見せているだけだと思います。今はもう国民はだまされません。
「そうですね。東日本大震災のガレキ処理に関してもまだ終わっていませんから、ましてや放射性物質を日本国中にバラ撒いた福島原発事故の場合はもっとひどい状況だと思います。
例えば、今だに除染においても、今年の6月25日の時点で福島県の昭和村や群馬県片品村、みなかみ町に続いてやっと宮城県の石巻市が指定解除が出来たくらいで残りの100市町村ではまだ除染が出来ていません。
皆さんは放射性物質の除染と言うと福島県の一部だけの地域と思いがちですが、実は岩手県や宮城県、茨城県や栃木県それに群馬県や埼玉県、千葉県など8県にまたがっているのです。」
・8県もあるのですか!福島県の一部だけと思いました。ところで、除染というと作業員は高額な給料がもらえるという話ですが本当にそうなんでしょうか?噂ではピンハネがひどいと聞いています。
「そうです。除染の作業員には高給が支払われるという話になっていますが、実際には元請けのゼネコンは公共事業と同じように手数料を取って下請けに出しているようです。すると、その下請けのさらに下請けがあって、3次下請けまであるのにはビックリです。
そうなると、実際の作業員は原発近く(20q圏内)の危険な場所で放射能を浴びながら仕事をして、それで日当がやっと1万円位しかもらえないという訳です。
ところが、契約書には宿泊代や危険手当1万円などが書かれているようですが、それらは作業員には手渡されていないと言われています。」
・ひどいですね。その他にも問題があるんじゃないですか?
「色々ありますね。しかしながら、1つ1つ述べていくと時間が足りなくなります。しかも、今回は原子力がテーマではないので前号の続きを話しましょう。と言っても、原子炉事故が実は異常気象にも大きく影響しているのです。」
・本当ですか!!どういうところが異常気象と関係しているのですか?
「実はこの話も前にあおぽで述べたと思いますが、放射性物質は北極や南極の磁極に集まりやすいということです。日本は北半球の位置にありますから福島原発事故の時の空中に撒かれた放射性物質はやがて北極の方に段々と集まっていきます。
すると、太陽プラズマを北極圏の上空にあるカスプ(図1のの場所)で一部分取り入れますが、ここに放射性物質が来ると撹乱されます。それによって、電離層が乱れ、エネルギーの強い紫外線などが地上に降り注いで異常気象が起きる原因を作り出すという訳です。」