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第三回目の浮世絵鑑賞は三代歌川豊国の作品の中から平安時代の女流歌人・小野小町にちなんだ浮世絵を選んでみた。
小野小町は世界三大美女の一人で平安時代の女流歌人、六歌仙・三十六歌仙の一人である。
生まれは旧雄勝郡雄勝町という説が主流となっており、晩年も同地で過ごしたと言う言い伝えが残っている。
紀貫之は小野小町の歌風は情熱的な恋愛感情が反映され「古今和歌集」序文において、作風を『万葉集』の頃の清純さを保ちながら、なよやかな王朝浪漫性を漂わせているとして絶賛した。
世界三大美女の一人 小野小町は六歌仙・三十六歌仙の歌人
在原業平 月やあらぬ 春やむかしの 春ならぬ わが身ひとつは もとの身にして |
小野小町 色みえで うつろふものは 世の中の 人の心の 花にぞありける |
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喜撰法師 わがいほは 都のたつみし かぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり |
大伴黒主 鏡山 いざたちよりて 見てゆかむ 年へぬる身は 老いやしぬると |
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僧正遍昭 あさみどり 糸よりかけて 白露を 玉にもぬける 春の柳か |
文屋康秀 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ |
三十六歌仙
鎌倉時代中期に大納言藤原公任(ふじわらのきんとう)が編纂した「三十六人撰」に収められている万葉歌人3名と平安歌人33名を後に三十六歌仙と呼ぶようになった。
【36人の歌人名】柿本人麻呂、凡河内躬恒、中納言家持、在原業平朝臣、素性法師、猿丸大夫、中納言兼輔、権中納言敦忠、源公忠、斎宮女御、源宗千朝臣、藤原敏行朝臣、藤原清正、藤原興風、坂上是則、小大君、大中臣能宣朝臣、平兼盛、紀貫之、伊勢、山部赤人、僧正遍昭、紀友則、小野小町、中納言朝忠、藤原高光、壬生忠岑、大中臣頼基、源重之、源信明、源順、清原元輔、藤原元真、藤原仲文、壬生忠見、中務
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